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No.13
アイ,ロボット I, Robot 2004/米
製作総指揮 ウィック・ゴッドフリー / ジェームズ・ラシター / トニー・ロマーノ / ミシェル・シェーン / ウィル・スミス
製作 ローレンス・マーク / ジョン・デイヴィス / トファー・ダウ
監督 アレックス・プロヤス
脚本 ジェフ・ヴィンター / アキバ・ゴールズマン
原案 アイザック・アシモフ / ジェフ・ヴィンター
撮影 サイモン・ダガン
美術 パトリック・タトポロス
音楽 マルコ・ベルトラミ
衣装 エリザベス・キーオウ・パーマー
特撮 ジョン・ネルソン
出演 ウィル・スミス / ブリジット・モイナハン / アラン・テュディック / ジェームズ・クロムウェル /

ロボット映画
ロボットをテーマにした映画は、今までにいろいろありました。「ターミネーター」「A.I.」「ウェストワールド」など人間にとって永遠のテーマなのでしょうか?「アイ、ロボット」もロボットの感情をテーマに映画が進んで行きます。映画全体は、サスペンスとアクション映画が合わさったものになっています。上映時間も115分と最近の映画にしては、2時間に収まっています。
2枚組
本編115分、DISC1にメイキングとフォトギャラリー、DISK2にさらに深くメイキングを紹介しています。クロマキー撮影などの苦労が見られます。
期待を多いに裏切ります
ウィル・スミスが出ている時点でさほど期待をせずに映画館にもいかず、DVDも迷ったあげくに購入しました。その原因は、ロボット映画にあまりいい印象がないからでしょう?どれもがちょっと説教じみていて、思想の押し付け的な部分が感じられるからです。「A.I.」もそうでしたが、ロボットの感情というものにあまりに多くの時間が割かれていてお腹がいっぱいになり過ぎて映画を楽しめないというところがありました。「ターミネータ」は、その点、未来を救う事に重きがあるので、楽しめますが。この映画は、ロボットの感情を取り上げて、ロボットの支配を取り上げていて、ロボット映画の王道ともいうべきテーマを大上段からふりおろしている映画で、もっとも苦手とすべきものです。しかしです。これが、見てみると最初から最後まで引き込まれて行きます。この映画のすごい所は、映像ではなく、巧みな複線とあえてすべてを語らない脚本にあります。最近のアメリカ映画にありがちのエンディングでナレーションがすべてのテーマを解説することもなく最後に余韻を残します。
今、2回目を見ているのですが、「2001年」にも通じるところがあり、最近には珍しく何度も見たくなる映画です。
評価
最高です。A+です。ぜひ一枚DVDを買ってください。